■残存樹木調査(2020/8/23)

8月23日(日)平成14年から行っている長沼町内の植樹地を回り、残存樹木調査を山本会長と役員4名で行いました。

 

これまで植樹は、南九号(H14~15)、西五線(H16~18)、南六号(H19~22)、舞鶴遊水地(H23~30)、西八線(H31~R1)の5カ所で行われて来ましたが、今回は平成15~22年の3か所の調査を行いました。

 

昔取った杵柄で測量士の資格を持つ役員は、ハンドレベルと言う簡易な測量器具と電卓の三角関数計算で樹高を算定しますが、老眼のため目盛りが見づらくて苦労していました。

 

樹齢20年ほどのケヤマハンノキは樹高10~15m、幹径15~30㎝、シラカバは13~18m、25~30㎝、樹齢10年ほどのエゾヤマザクラ5m、10㎝、ナナカマド3.5m、7㎝でした。

 

植樹は自然に近い森をつくるために地元で種を採り育てた10種の苗を植えていますので、植樹地の地質や気象条件に適した樹木が育ちます。早く育つ高木の下は陽当りが悪いのですが、ゆっくり育つナナカマドやカツラはしっかり生き延びています。