■ながぬま緑の少年団による樹高・樹径調べ(2020/9/6)

9月6日(日)長沼町内の西長沼と南六号と舞鶴遊水地の植樹地にて、ながぬま緑の少年団員による樹高・樹径調べを行いました。

当日は山本会長と役員4名が先導し、(特非)近自然森づくり協会の岡村北海道支部長の指導を頂きながら調査を行いました。

 

木の高さは、「木の高さ測定器」で、1辺を木のてっぺんに合せます。糸が垂れた位置の数値を読取り、(木の高さ)=(木から測る場所までの距離)×(読取った数値)で木の高さがわかります。

西長沼植樹地には木材として価値の高いオニグルミやイヌエンジュが数本育っていました。

 

 繁茂するキク科のオオハンゴンソウは、明治中期に観賞用に導入されましたが、特定外来生物として法律で規制されており間違った扱いをすると懲役や罰金が科せられるそうです。

 

南六号植樹地には神事に使われる常緑のサカキが一本育っていました。 ニセアカシア(ハリエンジュ)は明治初期に渡来した帰化植物で、蜂蜜が取れる「アカシアの花」は時計台と共に童話「この道」に登場し道民に馴染んだ樹木となりました。コナラと思っていた木はアカナラの間違いで明治中期にアメリカから北大植物園に導入されたのが始まりだそうです。

 

舞鶴遊水地の植樹地では鹿の食害で新芽が喰われており、自然の摂理を考えさせられました。