■令和元年度「小鳥のさえずりが聞こえる河畔林植樹会及び木の種採り、育苗」(19/9/22)

令和元年922日(日)千歳川右岸地区の舞鶴築堤敷地で行われた「小鳥のさえずりが聞こえる河畔林植樹会」を開催しました。植樹会の目的は、流域内の緑の保全と回復・水源かん養・風水害防止等の流域環境の向上を図ること。テーマは、石狩川流域住民が一人一本植樹を実践することです。

 

豊かな自然空間と風景ゾーンでの植樹は、老弱男女問わず三世代の交流、体験型環境学習の場として平成23年から始めて9年目になりました。

 

植樹は「生態学的混播・混植法」の考案者である近自然森づくり協会の岡村所長の指導で、植樹・種採り・育樹について学びます。苗場で育てた苗を各ユニットに10種類毎年150本植え、自然に近い森を復元する植樹方法を体験します。

 

苗は、アサダ・エゾエノキ・カツラ・コナラ・シラカバ・ツリバナ・ナナカマド・ハルニレ・ミズナラ・ヤマモミジです。苗は根が地面から飛び出さないよう、凍結で枯れないようにていねいに優しく植えます。

 

植樹の次は長沼コミュニティ公園の森に移動しで種採り、小川の河畔林は色々な樹木がいっぱい。今年もサルナシの木にコクワの実がたくさん生っています。まだ熟していませんがキウイフルーツの味がします。試しに一口、やっぱりまだ酸っぱいです。

 

木の種は毎年生育に偏りがあるので豊作の年しか採れません。ミズナラの木の下はドングリがいっぱい。他の木の種に比べて実が大きいドングリは種子ではなくて果実なのだそうです。

 

苗場に移動して、苗づくり体験(緑の里親育成)を始めます。土づくり・種播付け・散水は播いた種が飛び散らないよ優しく水をかけてあげます。    

                           

植樹会の締めは、お楽しみの焼肉パーティー。もちろん何時もの長沼ジンギスカンと新鮮な地元野菜を頂きます。お腹いっぱいの子供たちは外を駆け回りもう一度焼肉にチャレンジ。

 

 

協力を頂いた千歳河川事務所・空知総合振興局・北海道森と緑の会、そして指導を頂いた近自然森づくり協会岡村所長ありがとうございました。